個人型確定拠出年金【iDeCo】の掛け金を減額する理由
2020年10月からiDeCoを67,000円の掛け金で続けてきましたが5,000円に掛け金を減らすことに決めました。現在、減額手続きの最中です。
iDeCoを減額する理由
- 掛け金をそもそも多く設定しすぎた
- 60歳で大金貰っても必要ない
- 掛け金分を普通に運用したい
1.掛け金をそもそも多く設定しすぎた
節税になるからといって67,000円に設定したが、年間804,000円は負担が大きいと感じたためです。
iDeCoに拠出した額は所得控除になり、課税所得を804,000円分低くすることができます。課税所得を基準に所得税や住民税が計算されるのでiDeCoは節税になりますが・・・節税のために80万も毎年払うのはしんどいなと感じたので減額します。
さらに社会保険料は所得控除される前の額で計算されるので、iDeCoをやっても社会保険料の節税にならないのも理由の1つです。
ちなみになぜ満額の68,000円でないかというと付加年金に加入しているためです。
iDeCoと付加年金は併用できますが合計額が68,000円を超えることができません。
付加年金は1月400円で納付月×200円が年金に上乗せされるものです。額は少ないですが2年間年金を受給すれば元が取れる非常にお得な年金です。
加入できるのは自営業者や学生などの第一被保険者のみです。個人的にはふるさと納税レベルでやり得だと思います。
サラリーマンの人や公務員の人は入れないのが残念です。
2.60歳で大金貰っても必要ない
60歳になって何千万もiDeCoを受け取っても・・・いらないかなと感じたためです。60歳以降の自分がそんなお金使わないだろうし、今の調子で投資を続けていけば配当金だけで生活できるようになっていると思うからです。
3.掛け金分を普通に運用したい
iDeCoに掛金払うならその額を普通に投資する方がいいかなと思ったからです。80万円分高配当株に投資したらiDeCoで得られる節税分と同じくらいの配当ぐらいは貰えそうです。
今後は
これかからは月5,000円に減額してiDeCoを続けていきます。続けることでiDeCoを受け取るときに適用される退職金控除額が増えるからです。既に100万以上はiDeCoに入っているので受け取り時にはいい感じに複利効果で増えていると思います。
掛金の減額・増額は年に1回自由にできるのでそこまで深く考えないで決めていいと思います。気が向いたらまた戻せば良いだけです!